島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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3学期避難訓練(不審者対応・危機回避訓練)を実施しました
UPDATE: 2024-03-08
 3月8日(金)午後から雲南警察署、掛合交番から講師を迎え、1,2年生全員が不審者侵入の危険を認知し、自分の命を守るための不審者対応・危機回避訓練を実施しました。

 教室での休憩時間に不審な人物が生徒昇降口から校舎内へ侵入し、大声で生徒を探して廊下から教室へ入ってくるという想定で、そのとき生徒はどのような行動をとればよいのか、ま他対応における注意事項は何かなどを確認しました。
 
 侵入されれすぐは、教室の室の隅に逃げたり、廊下へ出ようとしたり、逃げることができず、その場にとどまだけというような行動をとっていましたが、それら一つ一つを丁寧に確認しながら、不審者と距離が取れないときは教室にある椅子や机、バインダーなどで防御して身を守ることも教わりました。
 その後、生徒たちが講義を受けている間に教職員も玄関に大声で不審者が侵入してきた場合を想定し、さすまたや玄関にあるものを使っての犯人の追い込み、連絡体制の確認などの研修を行いました。

 これまで、高校ではあまりなされてこなかった不審者対応ですが、今回掛合分校でも初めて不審者を想定した訓練を実施することで改めていろいろなことに気づくことができました。危険や災害などの非常事態は、普段は自分の身の回りに起こることが想定しにくく「まぁ大丈夫だろう」という気持ちがあります。そういう気持ちや思い込みはとっさの行動を遅らせることにつながります。もうすぐ3.11の日も近づいてきます。普段からいろいろなことを想定して準備をしておくことの大切さも学ぶことができました。



 
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