5月9日(木)に2年生が「営農体験実習(田植え)」を行いました。当日朝はあまりの寒さに震えましたが、好天に恵まれ、気持ちの良い気温の中で実習を行うことができました。
午前中は、まず宇山営農組合代表理事の藤井さん、理事の須山さんから、組合の現状や課題、「たたら焔米(ほむらまい)」「うやま米」の米作りの様子などを、クイズを交えて詳しくお聞きしました。次に、雲南市農業畜産課の野々村さんから、輸出先の台湾について写真をふんだんに使って紹介していただき、お米について学習しました。その後、2班に分かれて、営農組合のお二人へインタービューをしました。米作りのやりがい・楽しさや苦労、宇山地区のお米のおいしさなど、次々に質問しました。
昼食は準備していただいたうやま米のご飯の入ったお弁当をいただきました。一口目から歓声が沸き上がるなど、お米の甘さやおいしさを味わいながらその魅力を感じることができました。
昼食後はいよいよ田植えです。農具「ばばひき」を使ったライン挽きも教えてもらい、その線の上に、全員で苗を植えていきました。田植え経験者も何人かはいますが、多くの生徒は初めてでした。青空の下、賑やかな声と足元がおぼつかない中で、思わず尻もちをついたり、泥だらけになったりして、農家の方々の大変さを実感することができましたが、「楽しくて時間があっという間だった」「またやってみたい」とみんなで協力して田植えができたことに達成感を抱く生徒も多くいました。
この様子は、次のとおり、ケーブルテレビ雲南夢ネットで取り上げていただく予定です。
【放送日時】5月13日(月)18時 から 5月14日(火)16時まで 2時間おき
この他からも複数取材を受けましたので、後日新聞や広報等へ掲載がある予定です。
今後も、宇山営農組合の皆様や関係方面の方々と協働しながら「たたら焔米」「うやま米」の販売戦略、広報などを行っていき、秋には稲刈り、台湾研修での販売も体験します。