６月１１日（火）午後、三刀屋文化体育館アスパルで、本校・分校・出雲養護学校雲南分教室の生徒たちを一堂に会して「合同芸術鑑賞」を開催しました。今回は、東京芸術座からお招きした公演「十二人の怒れる男たち」を鑑賞しました。

事前に「公共」の授業でこの演劇の内容にふれ、日本の裁判員制度（陪審員制度）について学習しました。この制度が始まって今年で１５周年ですが、この間に一般市民が「裁く側」として実際の公判に臨んできました。

１２人の陪審員による密室での議論に見ごたえがありました。徐々に明らかになる事件の詳細と矛盾箇所の指摘に、「偏見は真実を曇らせる」というメッセージがリアルに伝わってきました。