島根県立三刀屋高等学校掛合分校

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2学期始業式を行いました
UPDATE: 2024-08-28

 8月28日(水)2学期始業式を行いました。

 35日間の長い夏休みを終え、学校にはにぎやかな声が帰ってきました。この夏は連日の猛暑に悩まされましたが、アルバイトに精を出した1・2年生や就職活動・オープンキャンパス参加の3年生と、それぞれにしかできない、様々な体験ができました。これらの経験を生かして、1年で一番長く、たくさんの行事が目白押しの2学期を乗り切ってもらいたいものです。

 始業式では、校長先生から「甲子園で活躍した同じ島根県公立高校の大社旋風は自信と勇気を与えてくれたが、地域行事に参加した掛高生に『地域に元気が出た』『明るく挨拶をしてくれた』と地域の方々から言葉をいただき、皆さんも地域にとって大事な存在ですよ」と話がありました。
 また、パリ五輪に出場したサッカーのフランス・スペイン・日本の各代表チームのメンバーを例に「多様性と調和」にふれ、「狭い世界に縮こまらず、若いうちに多くの価値観と出会い、広い視野を持って自分の人生に向き合ってください」と強調されました。
 最後には、フランス・イギリスで共同開発され、退役した超音速旅客機コンコルド(フランス語で「調和」を意味する)を例に心理現象の一つ「コンコルド効果」にもふれ、失敗しても「『せっかくここまで来たんだから』ではなくどこまでやってみるのがいいのか、どこでやめるのがいいのか、物事の判断は難しいが、時に思い切ってやり方を変えてみるというのもありかもしれませんね」と結ばれました。
※校長先生の訓話内容はこちらから

 式後には、先日学校を訪れた2年前の卒業生 曽田昇吾さん について、当時を知る教員から報告がありました。現在フリーの俳優として活躍中の曽田さんですが、掛高在学中の様子を振り返り、演劇との出会いが人生を大きく変えることになったいきさつを聞きました。今後の活躍も楽しみです。訪問時の様子を動画にまとめましたのでご覧ください。

 また、この日午後は、毎年恒例となった「掛高基礎力テスト」を受験しました。「各教科等における学習の過程を通して得られた知識・技能を生活の場面で活用する力を身につける」「社会の中で必要となる知識と、それを足掛かりに考えを深めていく思考力を身につける」ことを目的に、教職員全員が問題作成を担当しました。受験後にはオンラインで担当者から直接解説がありました。

 2学期初日から、充実した一日となりました。

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