9月30日(月)6限に、3年生家庭科授業「生活と福祉」選択者が高齢者疑似体験を行いました。この授業では、雲南市社会福祉協議会の地域福祉部・在宅福祉部・施設福祉部の各職員の皆様をお招きし、9~10月の計8回の授業をお世話になります。今回はその第2回として、「高齢者疑似体験」「高齢者の特徴について体験し特性を知る」「杖の正しい使い方」が主な内容でした。
およそ10数キログラムの疑似体験装具を身に着け、日常生活の動作を疑似的に体験することにより、加齢による筋力の低下など身体的な変化を知り、高齢者の気持ちや介護方法、高齢者とのコミュニケーションの取り方を体験的に学びました。また、不自由になった体を安定させるために支える杖を使って、安全効果なども体験しました。
階段の昇り降りはもちろん、平坦な廊下をふつうに歩くのも困難でしたが、数センチメートルの段差が意外と盲点であると分かりました。また、高齢者の方々への接し方にも配慮し、声がけなどきちんとコミュニケーションを図っていく必要があると感じました。