10月28日(月)に雲南市古代鐵歌謡館ホールで行われた雲南市民生児童委員協議会「全員研修会」において、講演講師として招かれました。
「民生委員・児童委員は、人々がその地域で安心し、その人らしい自立した生活が送れるよう常に住民の立場に立ち、身近な相談支援者として活動をしています。今年度は『児童生徒を取り巻く課題や環境の変化を知る』ことをテーマとし、掛合分校の学校運営や生徒の活動等を学び合い、支援を必要とする人へ情報提供するために計画しました。」という趣旨で声がけしていただきました。
約120名の参加者を前に、「『時代が掛高(カケコー)に追いついてきた!』~閉校の危機を乗り越えて~」と題して、生徒数の減少や公立高校の再編計画など、近年の高校を取り巻く状況を説明し、掛合分校がこれらの問題や課題を解決するために取り組んだ、教職員全員が生徒全員を教える「本物の少人数教育」と生徒一人ひとりの自尊感情を育む「本物の地域密着」を両輪とした分校の教育活動について紹介しました。
この題目は、昨年11月11日に行った創立70周年記念式典後の記念生徒発表において、発表した3年生がまとめたスライド資料から引用しました。
参加された委員の皆様からは「掛高の様子がよくわかった」「生徒一人ひとりに向き合う先生方の努力がうかがえ、魅力的な学校であると感じた」「分校の現状や存在意義について理解できた」など多くの感想をいただきました。
講演の機会を提供いただきありがとうございました。