11月14日(木)1年生が波多神社秋の例大祭(はやしこ)に参加しました。当日は朝の冷え込みに比べ、日中には汗ばむほどの日差しを受けるほど晴天に恵まれました。
1年生は地域をフィールドにした探究学習のなかで掛合町内5地区のそれぞれに課題解決策を検討していますが、波多地区では、この秋祭りのPRポスターを制作しました。はやしこには「波多囃子(はやしこ)保存会」を中心に、地元小中学生と、波多地区で育った方々、さらに波多地区出身者のつながりだけではなく、3年前から掛合分校1年生も毎年呼んでいただいています。
学校から波多交流センターまで移動し、それぞれの役に従って着付けしてもらい着替えました。普段着慣れない、伝統で使われてきた色鮮やかな衣装を大事に身につけさせてもらいました。
12時前にいよいよ出発。学校でも少しばかり太鼓の練習をしましたが、生徒たちは実際のゆっくりした歩みのなかで、伝統文化や波多の町並みなど地域の雰囲気を肌で感じ、楽しみながら練り歩きました。
ゴール地点の波多神社では地域の方からよいはやしこが奉納できたと仰っていただき、参加した生徒たちには疲労感に加え、少し安堵の表情がうかがえました。終わったあとはこの日の空のようにみんながすがすがしい笑顔だったことが印象的でした。伝統文化や地域の思いを実感し、充実した一日となりました。