２月２５日（火）５・６限に第２回「先輩は語る」を行いました。

１・２年生は当日午前中までに学年末考査を終え、みな一様にホッとした表情を浮かべていました。
また、これは３年生出校日に併せた企画であり、今回の ”先輩” はその３年生でした。「３年生の進路実現に向けての取組を知り、在校生の進路意識の高揚を図る」ことを目的に、そして新学年に向けて気持ちを早めに切り替えてもらいたいという意味を込めて、毎年この時期に１・２年生に語ってくれています。

今回は、３年生２１名は就職内定者１２名が３グループ、進学予定者９名が２グループに分かれ、それぞれがグループで司会進行も務めながら進め、１・２年生は３０分ごとに３回ほどローテーションで回り、聴講しました。３年生は「進路を決めるのにたいへんだったこと」や「面接練習で意識したこと、その対策」「職場見学・オープンキャンパスについて」「高校生のうちにしておくべきこと」「後輩へのメッセージ」などたくさんの項目について事前に振り返り、用意し、話をしてくれました。
１・２年生はそれをしっかりとメモを取りながら丁寧に聴き取り、給料や休日、接客するうえでの心配事など、興味関心の高いことについて鋭い質問をしていました。高校生活を同じにした先輩たちだからこそいろいろな質問ができ、アドバイスを受けることができました。

３年生は全員が第１希望の進路先へと歩みます。県内をはじめとする企業や上級学校へ進み、きっと何年後かには一人ひとりが一層経験を積み、個性を磨いて、ふるさとの発展に貢献してくれるものと期待しています。
１・２年生もその先輩たちに追いつけ、追い越せの精神で日々努力を重ねたいと、それぞれの心に響いたようでした。