島根県立三刀屋高等学校掛合分校

お知らせ一覧へ
3学期終業式を迎えました
UPDATE: 2025-03-24
3月24日(月)3学期終業式を迎えました。今年度最後の授業日です。

はじめに表彰式では英単語テスト・漢字テスト・掛高基礎力テストの成績上位者、青少年読書感想画県コンクールの入賞者へそれぞれ表彰しました。

終業式では、校長先生からまず「入学時に抱いていた高校生活への思いや期待は、実感できるものになっているでしょうか?」と問いかけられました。春休みは4月からの1年間を振り返り、次のステージに向かうための力を蓄える重要な期間なのです。
また、新幹線・高速道路を例に「ストロー現象」を取りあげ、効率よく時間を使いながら成果を上げていくことを重要視するタイパ(タイムパフォーマンス・時間対効果)と呼ばれる考え方は、仕事をこなすうえでは重要なものですが、効率を重視するあまり質の低下につながることも指摘されました。これまで取り組んだ探究活動にも触れ、「すぐに答えにたどり着こうとする “思考のストロー現象” に陥るのではなく、時に立ち止まって丁寧に向き合う時間をつくってみる。案外その方が、早く目的地にたどり着けるかもしれません。」と諭されました。
最後には「自分の中に可能性の芽を見つけたら、自分なりの方法で少しずつ大きく育てていきましょう。その先に、あなた自身のパーソナリティが形づくられていくはずです。そして、自分なりの方法で、自分を表現していきましょう。急がなくてもいいですよ。じっくりゆっくりと向き合っていきましょう。今の自分を少し超えて、今以上の自分をめざして、今一度自分自身に向き合ってみませんか?」と締めくくられました。
これは今年度の1学期始業式、入学式でお話しいただいた言葉ですが、今年度はじめに校長先生が掲げられた合言葉「『向き合う。その先に…』Face it. Beyond that …」を最後に振り返ることができました。
※校長先生の訓話内容はこちらから

その後、離退任式を行いました。
このたびの人事異動により、校長先生をはじめ5名の教職員が掛高を去ることになりました。
それぞれに勤務の長短はありますが、長きにわたり、生徒たちのため、カケコーのために尽力していただきました。
たいへんお世話になりました。

寂しさを感じつつも、生徒たちにはしっかりと前を向いて、次の学年への準備をしてもらいたいものです。

保護者の皆様、地域の皆様から温かいご支援ご協力をいただきながら、無事に今年度を終えようとしています。
本当にありがとうございました。
お知らせ一覧へ